熱と故障

 

●熱と電気故障の関係

制御盤内で使用される電気部品・電子部品は熱によって、大きく寿命が短くなります。

  ある、メーカーのグラフによると……

温 度

故障の起こる割合

~30℃ ごくわずか
40℃ 1
60℃ 10~30倍
80℃ 100~300倍

  こんなにも熱による故障が増加するようです。

●換気扇による冷却

制御盤の冷却は一般的に換気扇を使用していますが、現場環境が悪いと……

 

・粉塵がインバーター等、機器の基板表面に付着しショートして故障します。
 (これにより、インバーター(15KW)を数ヶ月ごとに交換しているお客様もいます)

 

・腐食性ガスが空気取り込み付近の機器(MG、TB等)を錆びさせる。
 (最悪の場合、盤内全体の機器が錆びてしまう事もあります))

 

・端子台にたまった粉塵が湿気を持って漏電すると、焦げたり煙が出たりします。
 (2~3年で何か所も焦げて、全端子台の交換を実施したお客様もいます)

【交換前】

【交換後】

●最終熱対策

制御盤の熱対策には、専用の『制御盤クーラー』をお勧めします。
専用の制御盤クーラーでは、『結露しにくい』『汚れに強い』『外気環境に強い』等の
特長があります。

  ※1.制御盤クーラーは制御盤の密閉化により、外部からの粉塵・オイルミスト等の侵入を
    防ぎます。

  ※2.制御盤クーラーは高い除湿能力によって、電子機器等の絶縁劣化を防ぎ、盤内の
    漏電による焦げや火災を低減できます。

  ※3.サビに強い、ステンレス・耐重塩害仕様の屋外型制御盤用クーラーもあります。

  ※4.コンデンサー85℃ 2000h仕様の部品だと、理論上ですが60℃で1万h、
    40℃で4万hに寿命が伸びます。

2015年08月27日